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都会で働く20代女子の消費行動あるある – ゆとり世代 vs Z世代の比較

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平日の仕事帰り、「一週間頑張った自分にご褒美!」とコスメを衝動買い…

なんて経験、皆さんにもありませんか?都会で働く20代の独身女性の日々の消費行動には、そんな「あるある」がいっぱいです。ファッションや美容から食事、エンタメ、サブスクまで、共感できるエピソードを交えながら都市女子のリアルなお金の使い方をのぞいてみましょう。

さらに、同じ20代でもゆとり世代(20代後半)とZ世代(20代前半)では消費傾向にどんな違いがあるのか? 世代ごとの価値観やSNS時代ならではの変化、そしてこれからのトレンドについても考察していきます。

都市部で暮らす20代女性のライフスタイルとお金の使い方

都市部で一人暮らしをして働く20代女性は、そのライフスタイルが消費傾向によく表れます。通勤に便利な駅近のカフェでモーニングを取ったり、残業帰りにコンビニスイーツを買って自分をねぎらったり…日常の小さなご褒美は欠かせません。気になるお店の情報は常にアンテナを張っていて、「今度オープンしたあのお店行ってみたい!」と思ったらInstagramですぐ場所や口コミをチェックします。

実際、ある調査では20代女性の約8割が遊びに行く場所探しにInstagramを活用しているそうです​。SNSを駆使して最新スポットを押さえるのも、都会女子ならではの習慣ですね。

また、自己投資にも積極的です。仕事終わりに英会話や資格のオンライン講座を受けたり、ジムやヨガの月額会員になって健康管理に励んだりと、自分磨きへの出費を惜しみません。コロナ禍を経て「やりたいことは我慢せず挑戦しよう!」という思いも強まり、旅行など体験への出費を重視する傾向も見られます。実際、2023年に20~30代女性を対象に行われた調査でも「今年お金をかけたいもの」の1位は「旅行」でした​。

旅行は久々の海外やちょっと贅沢なプランでリフレッシュしたいと、多くの女性が考えているようです。

ゆとり世代 vs Z世代:消費行動の違いと共通点

同じ20代女性でも、生まれた年代によって育った環境や価値観が異なり、消費行動にも違いが表れます。ざっくりゆとり世代(1990年前後生まれの20代後半)とZ世代(1995年以降生まれの20代前半)に分けてみると、それぞれの傾向が見えてきます。

  • ゆとり世代(20代後半): コスパ重視派。ブランド物より実用性を重んじ、値段に見合う価値があるかをシビアに判断する傾向があります​。必要最低限のものだけ購入し、無駄遣いをできるだけ避ける堅実さも指摘されています​。流行に飛びつくより「本当に自分に必要か?」を軸にお金を使うのが特徴です。

  • Z世代(20代前半): 個性&“推し活”重視派。好きなアイドルやキャラクターのためには出費を惜しまず、自分の趣味に合うものに熱中する傾向があります。また、生まれたときからスマホとネットが身近な世代だけに、スマホで見た情報から瞬時に購買につながる“パルス型消費”をすることもあります​。衝動買いにも似ていますが、常にネットと繋がっているからこそ生まれる新しい消費パターンです。

とはいえ両世代に共通するのは、SNSや口コミの影響力が大きい点です。ゆとり世代は企業の広告よりインフルエンサーや友人の情報を信頼する傾向があるといわれます​が、この口コミ重視の姿勢はZ世代にも共通すると言えるでしょう。**「SNSで見て良さそうだったから買っちゃった」**は、ゆとり・Z関係なく都市女子のあるあるではないでしょうか。

20代女子の日常消費あるある

ファッション・美容:トレンドもコスパも大事

20代女性にとってファッションや美容は自己表現の大切な手段です。毎朝「着る服がない!」と言いつつクローゼットには服がいっぱい…なんてジレンマもありがち。トレンドの洋服はプチプラ通販やフリマアプリで手軽に賢くゲットしつつ、本当に欲しい憧れブランドのバッグはボーナスで思い切って購入! コスメもデパコスはご褒美用、日常使いはプチプラで十分と使い分けています。おしゃれを目一杯楽しみながらも、しっかり節約と両立するのが都会女子流です。

食とエンタメ:メリハリ上手に楽しむ

美味しいものやエンタメの時間は、20代女子の毎日に欠かせません。例えば金曜の夜は仕事を頑張った自分にご褒美、同僚と話題のレストランでちょっと贅沢にディナーを楽しみます。土曜のブランチはインスタで見つけたおしゃれカフェでパンケーキ​。

SNSで話題のグルメは一通り試したくなるけれど、月末近くの給料日前には自炊で節約…なんてメリハリをつけている人も多いです。エンタメも同様で、推しのライブやフェスには全力投球!一方で平日の夜はNetflixやYouTubeを観ながらおうち時間でまったりリラックス。外で思い切り楽しむ日と、家でゆっくり過ごす日を上手に切り替えて日々の活力にしています。

サブスク生活:便利さとお得感のはざまで

動画配信、音楽聴き放題、電子書籍、ファッションレンタル…便利なサブスクリプションサービスは20代女子の強い味方です。定額でいろいろ試せるので「毎月○○円ならお得かも!」とつい契約が増えてしまうことも。ジムや英会話の月額サービスに入会したはいいけれど、「今月あまり活用できなかったなぁ」と思うこと、皆さんも一度はありませんか? 使いこなせれば時間もお金も節約できますが、使わなければただの出費に…。本当に必要なサービスか見極めつつ、上手にサブスクと付き合っているのが今時の20代女性と言えるでしょう。

消費スタイルの変化とこれからのトレンド

最後に、20代女性の消費スタイルの変化と今後のトレンドについて考えてみましょう。この数年でSNSがすっかり普及し、物の買い方やお金の使い方は大きく様変わりしました。今では新商品や新店舗の情報もSNSでリアルタイムにキャッチできますし、良さそうと思えばその場でポチッと購入や予約ができてしまいます。消費のスピード感が増す中、前述のZ世代のようにスマホから瞬時に購買につながるケース(まさにパルス型消費)も珍しくありません​。

また、「モノ」より「コト」を重視する傾向も強まっており、形に残る物より旅行やイベントなど体験にお金を使う人が増えています。今年は特に旅行が人気復活しており、「思い出」という名の財産を重視するムードが高まっています​。加えて、サステナブル消費への関心も高まっています​。

環境や社会に優しい商品を選んだり、フリマアプリで洋服をリユースしたりと、安さ・便利さだけでなく自分の価値観に合った消費を大事にする20代女性も増えてきました。使い捨てより長く使える良質なものを選ぶ、地球に優しいエシカルなブランドを応援するといった動きも広がっています。

そしてSNSの影響力はこれからも続きそうです。InstagramやTikTokで商品やお店がバズれば一晩で大行列…なんてこともある時代、企業もユーザーも発信力が鍵になります。20代女性自身が情報発信者となってトレンドを生み出していく場面も増えるでしょう。「みんなと同じじゃなくていい、でも共感はしていたい」というバランス感覚を持ちながら、自分らしさを大切に賢く消費と向き合う――そんな姿がこれからの時代の主役になっていくのかもしれません。

この記事を読んで「わかる!」「あるある!」と感じるところが一つでもあったでしょうか? 20代都市部女子の消費行動は十人十色ですが、共通する思いもたくさんあります。自分らしく賢くお金と付き合いながら、これからも日々の「あるある」を楽しんでいきましょう!

参考資料・出典: 消費行動に関する各種調査結果​